国立人 小さなまちの仕事さがしのびやかにはたらく人を大切にする国立(くにたち)エリアの求人サイトです。

まちの仕事の物語を編む

今、暮らしている場所、働いている場所を思い浮かべた時、自宅や職場の風景のほかに浮かんでくるまちのイメージがあると思います。

それは、駅前の雑多な光景だったり、出勤途中に目にする小さな花壇だったりするかもしれません。仕事帰りによく立ち寄る飲食店、行きつけのカフェや美容室、品揃えが好きな本屋さんなど、その人の好みや生活リズムによっても、そのまちのイメージは様々なのだと思います。

そんなふうに、暮らす場所や働く場所から「10分圏内」のまちを形作っているひとつひとつの要素を再発見していくことで、暮らしや仕事を豊かで楽しいものにしていきたい。そんな想いが「10minutes」という社名には込められています。

国立のまちに抱いた第一印象

国立駅を始めて降りた時の第一印象は、立派な並木道とおしゃれな個人店が立ち並び、道を行き交う人も忙しくない、ゆとりのあるおしゃれなまちという印象でした。それから、1人知り合いができた途端に一気に広がっていった交友関係に、おしゃれな印象だけではない、どんな人でも受け入れてくれるようなあたたかみのあるまちのイメージに変わっていきました。

それでいて関係性もさっぱりとしていて、大人の付き合いができる人が多いので、自分の趣味やこだわりを大切にできたり、新しいことを始めやすいまちのようです。だから、こだわりやセンスの光る個人店が多いのかもしれない、と納得しました。

まちに仕事を創っていく

国立のまちには大きな企業がなく、中小企業と呼ばれる会社が多いまちです。郊外のベッドタウンや学生街というイメージもあり、一般的に働くまちというイメージはほとんど持たれていません。

国立に限らず、日本の企業の99%以上を占めるのは中小企業です。それでも、まちの人が知っている会社名を挙げてみると、ほんの一握りの誰もが知っているビッグネームばかり、ということはよくあることです。

けれども、普段は特別意識することはなくても、まちは様々な仕事でできています。暮らしに近いところだと、毎日新聞を配達してくれる人や、手土産を買いに立ち寄った焼き菓子屋さんで商品を手渡してくれる人、イタリアンの厨房でパスタを作ってくれる人など。外からは見えないけれど、オフィスの中で図面を引いている人や、書籍の企画や編集をしている人もいます。

中には1人でできる仕事もありますが、軌道に乗った事業を拡大しようとしたり、新しい事業に挑戦しようとした時、1人でできることは限られてしまうことの方が多くなります。「この仕事、新しい誰かに任せることができたら」「同じ方向を向いて、より良い仕事を生み出せる仲間がいたら」「オフィスに新しい人の新鮮な風を取り入れることができたら」など、きっかけは様々ですが、本当に人を必要としない会社はほとんど無いように思います。

「10minutes」の仕事は、そんな人と人との出会いを結ぶこと。「国立人」という媒体のライターとして、人を求めている会社やお店をたずね、ていねいな取材を通して記事を制作し、仕事をさがしている人へ誇張や嘘のないありのままの情報をしっかりと伝えていきます。

国立で働く人たちを実際にたずねてみると、それぞれが仕事に誇りを持ち、自分らしい暮らしと仕事の形に満足しているのが伝わってきます。中小企業だからこそなのか、国立のまちの雰囲気なのか、働き方や仕事の指針に人それぞれの哲学があり、肩の力を抜いてのびやかに仕事に向き合う姿勢には、良い刺激を受けることや勉強になることも少なくありません。

相手の話を真摯に受け止めながら、第三者のライターとして客観的にその会社を見つめることも大切です。実際にその会社に身を置くことや、取材させていただいた人と一緒に働くことなどを想像しながら執筆した記事の内容が、仕事を求めている人に伝わり、結果として採用につながれば、それはとても意味のある仕事になります。

採用された人は、そこで新しい仕事を生み出すかもしれません。そうして、まちに新しい仕事を創っていくことにもつながっていくのです。

広い意味での「求人」

近年、「まちの人を採用したい」と考える会社と、「できれば、暮らしのそばで働きたい」と考える人が多くなっているように感じます。これまでは、すぐ近くにどんなにしっくりくる仕事や働き方があったとしても、その会社やお店のことを知らなかったり、深く知っていくきっかけにはなかなか恵まれていませんでした。

「10minutes」では、国立の会社へ取材にうかがい、会社紹介記事を掲載していくことで、その会社のことやまちで働くスタイルを再発見していきたいと考えています。

「求人」という言葉は、企業が採用活動のための広報や宣伝を行うための、一般的な求人広告の意味合いが強くなっていると思います。私たちは「国立人」の会社紹介記事を通して、「会社のPR」とともに「このまちで働くことのPR」へとつなげていき、まちに集まってくる人の数だけ新しい物語が生まれていくような、広い意味での「求人」を創っていきたいと考えています。

現在、「国立人」で取材執筆を手がけているライターさんにも、「暮らしのそばで働くこと」に興味を持っている方が多くいます。
まちの会社や働き方を再発見しながら、綿密でていねいな取材を重ねていくことで、自分の暮らし方や働き方にもつながっていくさまざまなヒントを得ることができるのかもしれません。


Written by加藤 優/Yu Kato

「国立人」編集・ライター。歩いているだけでも楽しい国立のまちで、のびやかに働く人たちの話を聞くことが栄養になっています。

募集終了

募集主 10minutes

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