子どもの頃の将来の夢と、今の仕事を並べる「絵空事じゃない夢の地図」展2022年05月05日(木)

はたらく×くにたち展

東京・国立エリアで会社やお店を営む人々は、子どもの頃はどのような「将来の夢」を思い描いていたのでしょうか。

かつて『国立人』が主催した「絵空事じゃない夢の地図」展では、「好きなことで、身の丈に合った仕事を生みだし、営んでいる」ように見える掲載事業者の皆さんに「子どもの頃の夢」を白地図に描き出してもらうことを依頼し、「現在の仕事」の取材記事とともに展示しました。

ギャラリーの真っ白な壁に、パン屋さん、コーヒー屋さん、植物屋さん、美容師さん、国立市図書館の司書まで、現在の色々な仕事とかつての夢が、ずらりと並びました。

子どもの頃に描いた夢は、色々な変遷をたどり、全く違う仕事に就いた人もいれば、夢の一部を叶えた人、夢をそのまま叶えた人も。

将来の夢と現在の仕事は、全く違うように思えても、実は今の考え方や生き方に活きていて、地続きでつながっていることがわかる、面白い展示でした。

「絵空事じゃない夢の地図」展は、また違った形で開催したいと思っています。子どもの頃に描いたものを大人になってから見比べてみたり、同じ仕事に取り組むチームのメンバーで描いてみても面白そう。

夢の白地図、ぜひ描いてみませんか?

(編集・ライター 加藤優)