国立人編集部の正月2023年01月03日(火)

新年あけましておめでとうございます。
たまに出てくる国立人編集長の加藤健介です。

12月22日から、「小さなはたらくどうぐ展」をスタートさせ、他の業務も例年以上に慌ただしく、うれしい悲鳴である反面、気づけば年末。国立市内に住んでいるため、前年に引き続き、富士見台第一団地にある『富士見台トンネル』で年越しをすることにしました。『KUNITACHI BREWERY -くにぶる-』の醸造長・斯波さんによるエンドレスなDJの音を聞きながら、代表の建築家・能作さんが仕込まれた煮麺や、アド街ック天国の国立編で取り上げられたクナーファなどをいただく。とても美味しい年越しを楽しみ、深夜3時頃、皆さんと一緒に、人のまばらな谷保天満宮で早々に初詣を済ませました。

元旦は、近所で贔屓にしている『Maru Cafe Kitchen』さんで、2日間限定のおしるこをいただき、そのままふらり散策へ。谷保の田んぼみちを歩いていると、デザイナーでご近所の坂東さん家族に遭遇。新年のご挨拶と雑談をしばししたのち、初詣客で賑わう谷保天満宮へ再び。お焚き上げに昨年のお守りを出していたら声かけてくれたのは、『小鳥書房』の落合さん。知人のお手伝いでダルマや熊手を販売されているそうで、試しに人生で初めての小さなダルマを購入。谷保天満宮の梅林に寄って、毎年楽しみにしている『茶処てんてん』さんの甘酒をいただいていたら、ちょうど遠くに見える富士山に夕陽が落ちていくところに出くわしたり。

小さなまちで働いていると、多くの魅力的な隣人との接点があり、忙しない日々で忘れていても、ふとした時に出会うことができる、そんなことに小さく気づくお正月でした。

どこか情けない表情のダルマの左目に小さい黒点を描き入れ、国立人を軸に、国立のまちや人の益々の発展を願い、文を終えたいと思います。
今年もどうぞ、ご愛顧ください。

(三画舎代表・編集長 / 加藤健介)