国立人編集部の年越し2022年01月02日(日)

明けましておめでとうございます。『国立人』の編集長、加藤健介と申します。『国立人』を運営する『合同会社三画舎』は、国立市にある小さな会社。私たち自身も、国立市に住みながら『国立人』を運営しています。これから不定期ではありますが、編集部より国立市の日常をお届けしていきます。

2021年の大晦日

年の瀬の大学通りは人影も車も少なく、冷んやりとした空気が漂っていましたが、23時を過ぎた頃から徐々に南へと向かう姿がチラホラと。新年が近づき、『谷保天満宮』へ初詣に向かう人たちです。

私たちも同じように大学通りを歩いて『谷保天満宮』を目指していましたが、その道中、富士見台第一団地にある『富士見台トンネル』が年越し営業をすると聞いていたので、ふらりと立ち寄ることに。建築事務所『ノウサクジュンペイアーキテクツ』が主催する、設計事務所兼日替わりのシェア商店という新しい業態のお店で、私たちも度々訪れています。この日は、国立市のクラフトビール醸造所『KUNITACHI BREWERY -くにぶる-』の醸造長がDJをしていて、音楽にあふれた楽しい雰囲気。日付が変わる頃には乾杯し、まちの気心知れた皆さんと新年を迎えることができました。

25時頃に重い腰を上げてふたたび『谷保天満宮』へ向かい、参道をくだっていくと、神楽殿から拝殿にかけて出店が並んでとても賑わっていました。

ここでは、少し上がったところに広がる梅林の一角で『茶処てんてん』さんが深夜営業中。『谷保天満宮』を訪れた人にとって貴重な休憩処です。食べれば受験に合格することができるという紅茶味の「合格ゼリー」が名物ですが、ここでは白玉入りのおしること、麹を使った甘酒をいただき、体を温めました。

普段、夜は静かな印象のある国立市。年越しの非日常感が少しでもお伝えできたのであれば幸いです。

(三画舎代表・編集長 / 加藤健介)