国立人編集部です。
今年もたくさん仕事をしました。
時間だけで考えれば1日の1/3以上、1年で133日以上、はたらいていたかもしれません。
でも、それは決してはたらいているだけの時間ではなく、遊びや学び、休みの時間でもありました。
「はたらく」ってなんでしょうか。
はたらくは「傍(はた)を楽(らく)にする」という解釈はしっくりきません。
自分が相手を楽にするのではなく、かといって自分が相手に楽にしてもらうのでもなく、
ともに何ができるのかを考えなければ、そこには何も生まれません。
何も生まない仕事は、いつかなくなります。
はたらくは、「はたらきかける」ことなのかもしれません。
与えられる仕事だけ作業して納めるのではなく、
人、もの、こと、組織、まち、つながりや循環、
などにはたらきかけて、何らかの作用をもたらして、新しい何かを生み出すこと。
何かを生むのが仕事です。
仕事の種って結構いろんなところに落ちていて、
今の会社やチームで「もっとこうすれば良くなるな」という“気づき”があれば、それは自分にしかできない仕事になるかもしれません。
「自分ひとりがよくなればいい」のではなく、「自分と相手がともによくなる」のが仕事。
そして、自分ひとりでは実現できないことを目指すのが、会社でありチーム。
来年もできることを一つひとつ増やしていけたらいいなと思います。
(編集・ライター / 加藤優)