国立
タイムスKUNITACHI TIMES2021年
07月15日(木)
国立エリアの新情報、プレスリリース、イベント情報などをタイムリーに届けます。
東京都国立市では、シティプロモーションの観点から市の事業を効果的にPRし、市全体のイメージの向上とシビックプライドの醸成を図り、これを継承し組織文化の向上を目的とした国立新書シリーズを発行しています。
当ウェブサイト『国立人』を運営している合同会社三画舎は、2020年発行の創刊準備号「国立を知る‐参加と対話を求めて‐」、2021年発行の第1号「日常と平和」の制作をお手伝いしました。
東京都国立市は、他と比べ、平和事業にとても力を入れている自治体なんです。と言われても、市民でも知らない人がほとんどじゃないかと思います。
私も『国立新書』の制作に関わるまでは知らないも同然でしたが、”すべての人を社会的孤立や排除から守り、社会の一員として包み支え合い共に生きる”という「ソーシャル・インクルージョン」を理念とした「国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」をはじめ、特徴的な条例や平和事業があることを、制作を通じて学ぶことができました。
おそらく市民にとって身近ではない「平和事業」を新書としてお届けするにあたって、「日常と平和」とタイトルで謳っている通り、暮らしの中で平和について(無意識にでも)考えるきっかけとなれば良いなと思いながら制作にあたっての意見交換をしていました。
「平和の対義語ってさまざまだよね」「自分にとっての平和ってなんだろう?」という問いかけにつながると良いと思います。
国立新書は、創刊準備号の副題にもある”参加”と”対話”へとつながる入口として機能してほしいという思いもあるので、まずは手に取っていただけると嬉しいです。コロナ禍で実現できていないのですが、実際に話のできるような機会もつくっていきたいと考えています。(合同会社三画舎 代表 加藤健介)
国立市役所
国立エリアの新情報、プレスリリース、イベント情報などをタイムリーに届けます。