あたりまえの日常を支えるニッポー設備株式会社

あたりまえの日常を支える

国立のまちをよく知る人たちに「このまちの優良企業を知っていますか?」と尋ねると、はじめに名前が挙がってくる会社があります。

1968年創業、水と空調に特化した地域のインフラを支える建築設備のニッポー設備株式会社。

優良企業と言われる理由は「社長が気さくでいい人だから」「社員を大切にしている」などさまざまですが、一番大きな理由は、「地域に貢献している」というところ。

「この仕事をしていると、まちの人たちの笑顔を見ることができるんです。これほど嬉しいことはありません」
ニッポー設備二代目社長の田中友統さんに仕事の一番のやりがいを尋ねると、目を輝かせながらこう話してくれました。

社長として社員の生活を第一に考え、設備修理のプランナーとしてまちの人たちの困りごとに応えながら、自らも水回り設備のプロフェッショナルを目指している田中さん。

従来の方法にとらわれず、常に新しいものを取り入れ、発信していく姿勢は、業界でも革新的。ニッポー設備は、これからの仕事や会社、そして国立のまちへ、どのような思いを抱いているのでしょうか。

もくじ

暮らしと仕事を支える『住サポ』システム

水が出ない、トイレが詰まった、エアコンが壊れた……そんな緊急SOSに、素早く丁寧に対応する地域のプロフェッショナル。「ニッポー設備には、チェーンの工務店にはない地域密着の安心感や、長年の口コミの評価がある」と、まちの人たちは答えます。

そんなニッポー設備の自社ブランド『住サポ』とは、“住宅設備のサポーター”。長年の公共工事などで培われてきた高い技術力を活かし、地域の暮らしの役に立ちたいという想いが込められています。

エアコン、キッチン、バス・トイレのトラブル、お湯をエコに使うための方法や、高齢の方に増えてきた「電球交換のいらない照明器具に取り替えたい」という声への対応など、暮らしまわりの「困った!」シチュエーションに合わせて、柔軟な工事を手がけます。

また、業界内でも革新的なのが『住サポ』システム。プランナーがこれまで手作業で行っていた仕事を携帯端末上に一元化し、これまでお客さん目線からはわかりづらかった工事の適正価格を端末上で選択できるようにして、業者側のどんぶり勘定を防ぎます。

システムによる効率化は、ニッポー設備のプランナーの働きやすさにも繋がっているそうです。

「住サポシステムを使うことで、一つの仕事にかけていた時間がぐっと短縮できるようになりました。プランナーが現調(現場調査)に伺い、必要な工事や建材を端末に入力すれば、その場で見積もりを作成できます。お客さんもすぐに見積もりを確認できて、対面する回数を減らすこともできるので、一石二鳥です」と、田中さん。

お客さんも、プランナーも、どちらも気持ちがいい。新システム『住サポ』は、これから全国に広がって、建築業界全体の働き方も変えていくのかもしれません。

技術力光る「プランナー」たち

「建築設備の仕事は、“経験”と“健康な体”が資本。きっと誰もがやりたがる仕事ではありません。だからこそ、一つの分野に興味を持って磨いていけば、代わりのいないプロフェッショナルを目指せるんです」

ニッポー設備の2代目社長であり、自らもプランナーとして働きながら、技術力も磨き続けている田中友統(たなか・とものり)さん。未経験だった20代の頃から現場に入り、工事のプロである現場監督や職人さんたちに叱咤激励されつつ、ともに肩を並べて働いています。

田中さんが大学を卒業した1990年代は、就職氷河期。「就職が厳しい時代だからこそ、逆に会社を継ぎたくない」という一心で就職活動をしていた田中さんは、なんと当時の人気ナンバーワンだった大手企業への内定が決まり、先代社長も大喜び。しかしその実態は、6日間の睡眠時間が通算5時間ということもざらにある過酷な労働環境。何よりも、そこで田中さんが大きな疑問を持ったことがありました。

「そこで働く先輩たちが、みんな幸せそうに見えなかったんです。慢性的な人手不足と薄給、不規則な生活サイクルで、自分が大切にしたかった“結婚して子どもを育てる普通の暮らし”は、とても実現できそうにありませんでした。そんなとき、先輩に言われた言葉に背中を押されたんです。『田中には、誰よりも“独立”に挑戦できる環境があるんだから、挑戦してみたら』と。それから考えが変わりました」

現在、田中さんは奥さんと娘さんとの時間を大切にしつつ、「でも、やっぱり仕事の時間が一番楽しいですね」と話します。

そんな田中さんが、代わりのいない“光る”プランナーになるために探求しているのは、なんと「トイレ」。語り始めたら止まりません。

「トイレは陶器なので、焼成することで20%縮むのですが、歪みやズレがほとんどなくて、日本の素晴らしい技術力を実感できます。メーカーごとの特徴、ウォシュレットの性能、座り心地の違いなど、お客さんのニーズに合わせて誰より最適な提案を行って、“トイレのことなら誰にも負けない!”と言い切れるようになりたいですね」

趣味が高じて、仲間と『国立市スキー・スノーボード連盟』を立ち上げるなど、“遊び”も充実している田中さん。仕事が充実していると、プライベートも充実して、人生が上向きになっていく。それをそのまま体現しているかのような田中さんは、人生の先輩としても目指したいロールモデルになってくれそう。

そんな田中さんをはじめとする、ニッポー設備の面々を街中で見かけることがあれば、きっと「なんだか楽しそう」「幸せそうに働いているな」と思うはず。

「面接では、自分の人生のことを全部伝えようと思って臨んだら、田中さんは2時間もかけてじっくり話を聞いてくれて、すごく盛り上がったんです。ニッポー設備で働いていこうと決めました」と話す、元美容師の堀正和さん。優しい雰囲気で、お客さん人気もナンバーワンだそう。

一人親方の西之園久雄さんは、ニッポー設備の協力会社。「ニッポー設備は言いたいことが気軽に言える、居心地のいい会社です!」と話します。高齢の方のお宅へ伺う際は、介護職の経験を活かして暮らしの困りごとを聞き、手すりの取り付けなどの仕事につながることもあるとか。

個性と興味を磨いて、“光る”人になる方法は人それぞれ。ニッポー設備で、代わりのいないプランナーを目指しませんか?

その道30年、昭和を生きた「現場監督」

「ハタチでこの仕事をはじめた時は、現場で若いのは俺だけだったな。職人さんたちを手伝いながら仕事を覚えていった。随分可愛がってもらっていたと思う」

ニッポー設備の古株であり、その道30年の現場監督の矢島さんは、当時のことを包み隠さず話してくれました。

「最初はあんまりやる気がなくて、残業なんか大嫌いだから定時で上がっていた。けど、2年が経った頃に転機があった。結婚したんです。その時の心境の変化はものすごく覚えていますよ、それ以来残業もするようになったから」

そう言って、屈託なく笑う矢島さん。駆け出しだった頃からずっと、先代社長であり現場にも出ていた田中さんのお父さんの背中を見ながら育ってきたと話します。

「先代社長はすごく熱い人で、人の気持ちをぐっと掴んで動かすような方だった。現社長の田中さんも熱い気持ちを持っているけど、俺たちとは生きてきた時代が違うよなぁ」

確かに、物腰柔らかな田中さんと職人気質な矢島さんは、考え方も全く違うように見えます。田中さん自身も「矢島さんは父親にそっくりで、自分とは正反対だから面白いんです」と話します。

現場では大先輩でもある矢島さんに、昔の矢島さんのような未経験の新人さんが現場に入った時、“これができたら褒めたい”という点を伺いました。

「集合時間には絶対に遅れず、任された仕事の進捗状況を報告できれば褒めたい。現場を監督する身としては、何がどこまでできているか、できていないかを正確に報告してもらえると助かります。スケジュールにも関わるので」

また、叱る点について尋ねると、「やる気が見えないと叱る」ときっぱり。「俺も昔はやる気がなかったけど、それは残業するのが嫌だっただけで、仕事中は目一杯やっていた。作業をダラダラやっている人を見ると、そんなんならやめちゃえよ! って言うこともあります」

田中さんも「そう言われてしまった人の相談に乗ることもあります」と苦笑い。ストレートな言葉ではあるけれど、矢島さんの話には一本の筋が通っています。

地域密着という信頼

「どんな小さな案件でも、親身に丁寧に対応すれば、一箇所の修理から大きなリフォームやリノベーション案件を任せてもらえることも多いんです」

仕事の規模は小さくても、そこで個性と技術力が発揮できれば、揺るぎない信頼関係を築くことができます。

プランナーの仕事は、お客さんや行政の担当者と商談を行い、現場を見て実際にかかる工事の金額やスケジュールなどを調整すること。職人さんたちとの調整業務も行います。

「プランナーは、たとえ営業として働いた経験がなくても身につけられる仕事です。設備の専門的な知識だって、はじめからなくても、僕や先輩が教えたり、職人さんとのコミュニケーションをとったりして勉強する中で身につきます。けれども、建築設備の技術を身につけて“一人前”を目指すこと、これが一番難しい」

すぐに身につく技術でトラブルを起こしがちな工務店も多い中、ニッポー設備はしっかりとした経験に裏打ちされた技術力を大切にしています。一人前と言って恥ずかしくない技術を身につけるまで、10年はかかる。だからこそ、高い技術を持つ先輩たち、職人さんたちとの信頼関係を築くことも、プランナーの大切な仕事なのです。

ニッポー設備の理念は、“地域社会・お客さまに必要とされ、満足させ、それを喜びとし、責任と自覚を持って、会社・社員・家族の生活向上を目指す”こと。

地域社会に必要とされ、仕事で喜びを感じながら、自分にしかできない、のびやかな生き方を目指していく。有望な未経験者を一人前になるまで育てることで、社会貢献につなげたいと考えるニッポー設備に、“第二の田中さん”を目指したいと思う人がやってきてくれれば、地域の未来にとってもこれほど心強いことはありません。

「この会社も、誰か次に継いでくれる人が現れると嬉しいですね」そう言って笑う田中さんは、まだまだ現役そのもの。

「やってみたい」という気持ちが持てたら、ニッポー設備の扉を叩いてみませんか。日々の実直な仕事の先に、“光る”仕事や生き方への確かな手応えが得られるはずです。

会社情報

会社名
ニッポー設備株式会社
HP
http://www.nippo-setsubi.com/
問い合わせ
info@nippo6666.jp

ニッポー設備株式会社の「わたしの履歴書」

わたしの履歴書

代表取締役 田中友統

人の想いやストーリー、その温度を伝えます。 わたしの履歴書 

東京都国立市富士見台4-43-10

加藤 優 加藤 優

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