ライフスタイルを彩る酒屋せきや酒類販売株式会社

ライフスタイルを彩る酒屋

「文化が醸成される場所には必ずお酒があり、人々の交流がある」

明治43年創業、大正15年に国立駅前に移転し、国立のまちで1世紀以上の時を刻んできた老舗酒屋『せきや』。2016年に酒類事業と不動産事業に分社化し、歴史を大切にしながらも、常に新しい風を取り入れ続けてきました。

せきやの昔からずっと変わらない思いは、「提案型の酒屋である」ということ。

都内でも有数の品揃えをほこる売り場は、まさに“酒ブティック”。「ワイン」「ビール・焼酎」「日本酒・ウイスキー」など、世界中から集められたお酒は1700銘柄以上にものぼります。

豊富なお酒のラインナップを活かして、個人店から大手飲食店への卸し販売も手がけています。その魅力は、単なる販売業者ではなく「国立を中心に、都内近郊にある素敵なお店を応援したい」という思いがこもっているところ。

毎年ボジョレー・ヌーヴォーの時期になると販売される『くにたちボジョレー』や、オリジナルジョッキを片手に国立を飲み歩くイベント『くにたちビアガーデン』、10年以上続いている季刊誌『国立歩記』などを手がけていることで、せきやの名前を知っているまちの人も多いはず。

まちを愛し、まちに根ざし続けてきた、新しい老舗酒屋の仕事とは?

もくじ

コミュニケーションをはぐくむ酒屋

「お酒は嗜好品。たしなみ方は趣味趣向やライフスタイルの数だけあります。だからこそ、私たちの仕事にマニュアルはありません。お客様と話をしながら好みやシチュエーションに合わせたお酒を提案する、コミュニケーション型の接客をずっと大切にしてきました」

せきや酒類販売株式会社代表取締役の矢澤幸治さんは、一番はじめにそう話してくれました。

その言葉の通り、お客様の中には「この前あなたにおすすめしてもらったお酒、美味しかったよ」「あのときのお酒はイマイチだったなぁ。他におすすめない?」と、スタッフとの会話を楽しみに足を運ぶ人も多いのだとか。

「僕もそうでしたが、せきやのスタッフははじめからお酒に詳しかったわけではなく、未経験でアルバイトからはじめた人も多いんです。経験やスキルに関係なくみんなに共通しているのは、食やお酒が好きだということと、人と接するのが好きだということ」
日本酒・焼酎の担当、藤野さんはそう話します。

せきやで働くうちにお酒への興味がどんどん高まり、ソムリエやワインエキスパートなどのお酒の資格を取得する人も多いのだとか。

「勉強するというよりは、好きだし面白いから進んで覚えたくなるんです。実際に体験して良かったことを人に伝えるときって、自分の内側から自然に言葉が出てきますよね。お客様にとって、僕たちはお酒の専門家のような存在ではなく、お酒や蔵元が大好きで、何でも教えてくれる店員さんだと思ってもらえていたら嬉しいですね」

あたたかみや親しみやすさを感じられるのも、まちの小売店の強みです。

以前は、お酒とは関係のない印刷会社で働いていた藤野さん。やがて、大好きな食の分野を仕事にしたいと思い立ち、飲食店へ転職。そこで接客、サービスの面白さに目覚めたといいます。

「国立の銘店“まっちゃん”や“うなちゃん”によく通っていて、せきやのことは国立駅前に大きな酒屋があるなぁと興味を持っていました。その頃に勤めていた飲食店で色んなお酒の種類を覚えていくうちに、それぞれの銘柄に込められた物語に興味を持つようになって、『お酒を一生の仕事にしたい』と思ったとき、せきやの名前が思い浮かんだんです。今、興味が尽きないことを仕事にできる喜びを、ものすごく感じています」

公私ともに日本酒が大好きだという藤野さん。自ら酒蔵へ行ったり、売り場にやってくる蔵元の営業担当から裏話や魅力を聞いたりすることも楽しみの一つだそう。

銘柄ごとに作り手がいて、それぞれにストーリーがあるお酒の世界。一生かかってもマスターできない奥深さが、お酒の仕事の面白さなのかもしれません。

お酒がもっと楽しくなる、接客・ディスプレイ・企画

藤野さんと同じように、せきやのスタッフは食とお酒と人が好きな方ばかり。上質で落ち着きのある店内のインテリアとも相まって、和やかな雰囲気を作り出しています。

「一人でゆっくり品物を吟味したいお客様もいらっしゃいますので、こちらから無理に話しかけることはありません。でも、顔を合わせているうちに、自然とコミュニケーションが生まれていることはよくあります」

そんな藤野さんに、顔が思い浮かぶお客様の数を尋ねると……「100人はいるかな? 数え切れないほどにいらっしゃいます!」とのこと。

「せきやの売り場は綺麗で品揃えも豊富なので、眺めているだけでも楽しいと思います。でも、僕たちスタッフとも話をしてもらえたら、お酒のこと、この店のことをもっと好きになってもらえると思うんです。これからも地域に密着した酒屋でありつつ、お酒に馴染みがなかったお客さんにも、新しい興味の入り口が開くような場所にしていけたら」

広々とした売り場では、無料の試飲会や、飲食イベントなども頻繁に開催されています。お酒を嗜む人から、全く詳しくない人まで、お酒のおもしろさに気軽に触れてもらえるように、スタッフ自ら企画を考えているのだとか。

「月に一回以上行われている会議は、役職関係なく平等に意見を求められ、発言できるので、新しい企画や業務の提案なども通りやすいんです」
そう話すのは、大手デパートから転職し、せきやで働きはじめて3年目の黒澤さん。

「日々の仕事で自分の持ち味を発揮したり、得意分野を見つけて特化したり。自分で考えてどんどん工夫していきたい方にはぴったりだと思います。デパートなどとは違って、代表と距離が近く、気軽にお話ができることにも驚きました」

新人やアルバイトでもある程度の裁量があり、いい意味で自由な環境。トップダウンではなく横並びで風通しの良い社風です。

せきやがこれから目指していることについて、代表の矢澤さんはこう話してくれました。

「スタッフには、お酒や食だけでなく、そのまわりに広がるライフスタイルにも興味を持ってほしい。インテリアのように暮らしに寄り添うお酒を提案してもらえると、お客様にも喜ばれるのではないかと思います。イベントや企画をはじめ、季節のディスプレイをがらりと変えたり、せきやらしいネットショップを始めてみたり。新しい挑戦をともに楽しんでいける方と一緒に、これからのせきやを作っていきたいと思っています」

得意分野に特化して職人を目指すもよし、お酒のあるライフスタイルを彩る表現者を目指すもよし。
どちらも大切なのは、“お客様に喜んでもらえる提案”を行うこと。

美味しいお酒と、それを取り巻く奥深い世界。せきやでその一端に触れてみませんか?

SEKIYA TAP STAND

「国立でクラフトビール文化を花咲かせたい」という長年の夢が、ついに実現します。

2020年11月6日、せきやの表通りに面して、常時10種類ほどのクラフトビールの量り売りを行うタップスタンドがオープン。

同時期に、『Kunitachi Brewery(くにぶる)』というクラフトビールの醸造所も生まれます。タップスタンドでは、この『くにぶる』のビールをはじめ、懇意にしているブルワリーのビールや、せきやとのコラボビールなどを販売する予定です。

タップスタンドの魅力はなんといっても、個性豊かなブルワリーからフレッシュなままのビールが届くこと! ビールのテイクアウトの際は、『くにぶる』ロゴ入りのオリジナルグラウラーや、持ち帰り用の容器持参を推奨して、容器ゴミ削減につとめるエコなスタンドをめざします。

お買い物ついでに、帰り道に、お散歩に……そんなふうに、ブルワリーの想いがつまったビールに気軽に出会えるタップスタンドを、一緒に作っていきませんか?

 

会社情報

会社名
せきや酒類販売株式会社
HP
http://www.sekiya.co.jp/sake/
問い合わせ
042-571-0001 order-sekiya@sekiya.co.jp

東京都国立市中1-9-30 せきやビル1F/B1F

加藤 優 加藤 優

この記事をシェアする