国立駅徒歩5分のカフェで毎週火曜日に開いている『国立人編集部のシェアカフェ』。
ワンドリンクで自由に過ごせるこの場所では、Wi-Fiや電源が使えるコワーキングスペースとして、交流スペースとして、サークル活動の部室として、ゆるやかに人が集っています。
そんなシェアカフェのワンシーンをコラムにしてお届けします!
シェアカフェで『暮らしと仕事の相談室』を開いている土屋です。
ここは、人がおしゃべりに来る場所です。具体的な相談事もあれば、まだモヤモヤとした形になっていない相談事もあります。
ご自身がやってみたいことや企画を形にしたい人には、そのためのアドバイスを伝えつつ、おしゃべりが広がっていく中で、新しい気づきを得る人もいます。
具体的な相談事があったけれど、おしゃべりをしていくうちに、何かを始めるのではなく、始めないでおこう、もう少し寝かせておいてじっくり考えてみようという人もいます。
誰かとのおしゃべりは、ご自身の頭の中の整理にもつながります。その中で、ご自身で選んで決めて、ご自身のタイミングで動いてみる。そのプロセスのバックアップをしています。
おしゃべりの内容は必ずしも仕事や企画のことではなく、暮らしや働き方であったり、人間関係のことであったり、さまざまです。
そういう色々なおしゃべりが、具体的な企画の内容につながっていくこともあります。
事前に来られる時間を連絡される方もいれば、ふらっと来られる方もいます。
あそこに行けば会える、だから事前に連絡しておいてもいいし、しなくてもいい。『暮らしと仕事の相談室』が、そんな気楽な関係性でいられる場所になれたらいいと思います。
時にはカフェからちょっと外に出て、散歩をしながらおしゃべりすることもあります。
理由は3つあって、一つはカフェの中にいる人にはあまり聞かれたくない、ちょっとプライベートな話をするため。もう一つは、まちの中や緑の下を歩くと気持ちがいいから。もう一つは、歩いていると思考が整理されたり、ひらめきが生まれたりすることが多いから。
自分にとっても散歩はリラックスできるし、問いを投げかける側にとっても歩くことは有効だったりします。
おしゃべりしたから、何か大きく動き出したり、決まったりするわけではないけれど、物事が綺麗に見えた気がするとか、言葉になって初めて気づくこともあります。
国立人編集部のシェアカフェは、国立駅前のカフェ『chuff』さんのシェアリングカフェ『&chuff』の一環として、実験的に行っている取り組みです。
「自分でもカフェを開いてみたい」「教室やイベントを開きたい」「サークル活動の部室が欲しい」など、シェアカフェの利用に興味がある方の相談も受け付けています。
12月中の火曜日10:00〜15:30に開室している編集部のシェアカフェ、または『&chuff』の利用案内サイトからお気軽にお問い合わせください。(お問い合わせはこちら)
東京都国立市東1-16-29 ハーツ国立 2F
メディアを通して見る世界を、もう一歩リアルに感じてもらいたい国立人編集部のイベント。