国立駅徒歩5分のカフェで毎週火曜日に開いている『国立人編集部のシェアカフェ』。
ワンドリンクで自由に過ごせるこの場所では、Wi-Fiや電源が使えるコワーキングスペースとして、交流スペースとして、サークル活動の部室として、ゆるやかに人が集っています。
そんなシェアカフェのワンシーンをコラムにしてお届けします!
まつもとあやかです。息子が生まれた事をきっかけに国立に引っ越してきました。「ワタシ時間」を楽しむ場づくりや、対話中心の公務員向けワークショップを行っています。
ある日、インスタグラムで『国立人編集部のシェアカフェ』の情報が流れてきて、どんなところか気になって足を運んでみました。そのときに、ここではワークショップも開催できると聞いたので、カラフルな糸を木製の板の上にかけて曼荼羅(マンダラ)模様を描いていく『糸かけ曼荼羅』のワークショップをやってみることにしました。
『糸かけ曼荼羅』は、一定の間隔を空けて糸をかけていくという簡単な作業で、みんなで集中して心地よい時間が過ごせます。おしゃべりが弾む瞬間もあれば、黙々と集中して作業に取り組む瞬間もあります。
同じ色でも、他の色との組み合わせや板の色によって異なる表情を見せるのが面白くて、仕上がった作品からはその人らしさが見える気がして奥深さを感じます。カラフルな糸は見ているだけでも明るい気持ちになりますし、お互いに作品を見合って感想を言い合うのも楽しい時間です。
これまで、大人が集まってみんなで楽しい事をしたいなと考えて、大人の水でっぽう大会や朝の公園を楽しむイベントなどを行ってきました。また、国立市内のカフェで『今年をふりかえって、楽しい来年を妄想しよう!』という対話会も開催しました。今年頑張っていた自分にほっこりしたり、来年のことを語ってわくわくしたり……みんなで妄想するうちに参加者の皆さんの想像力も爆発して、すでに夢が叶ったような気持ちになるくらいパワフルな時間になりました。
今後は『積読解消!読書会』を行うなど、毎月、対話を大事にした場を開いていく予定です。また、私は元公務員なので、公務員の方が自分の気持ちを大切にしながら、心身ともに健康に活き活きと働いていけるよう、行政の現場で研修(ワークショップ)も行っていきたいと思っています。
皆さん日々の生活で色々な役割を担って忙しい毎日かと思いますが、だからこそ時には立ち止まって自分の気持ちに向き合ったり、自分の気持ちや感性に素直になれる時間・場所を作りたいと思っています。また、自分の話を聞いてもらえる安心感を感じたり、人の話を聞く中で自分らしさを知ったり、人との違いに気づいたり。そんな対話の場をこれからも開いていきたいです。
自分を大切にしながら日々を楽しくすごす人を増やしたいし、そんな「大人を楽しむ大人」の姿を、子どもたちにも見せていけたらと思っています。
国立人編集部のシェアカフェは、国立駅前のカフェ『chuff』さんのシェアリングカフェ『&chuff』の一環として、実験的に行っている取り組みです。
「自分でもカフェを開いてみたい」「教室やイベントを開きたい」「サークル活動の部室が欲しい」など、シェアカフェの利用に興味がある方の相談も受け付けています。
12月中の火曜日10:00〜15:30に開室している編集部のシェアカフェ、または『&chuff』の利用案内サイトからお気軽にお問い合わせください。(お問い合わせはこちら)
東京都国立市東1-16-29 ハーツ国立 2F
メディアを通して見る世界を、もう一歩リアルに感じてもらいたい国立人編集部のイベント。