国立暮らしの前と後の行動変化(番外編)

国立暮らしの前と後の行動変化(番外編)

「国立」と聞いたとき、想起されるイメージの一つが、素敵な個人店が軒を連ねる風景。

このまちは不思議なことに、「国立が好きですか?」とどのお店の店主に尋ねても、ほぼ必ず「ええ、大好きです!」と返ってくるのに最初は驚くかもしれません。国立にお店を持つことをずっと夢見て、それを叶えたというエピソードは国立にお店を構える人たちの鉄板。そんなところにも、国立らしい個人店の輝ける魅力を感じることができます。

他のどこにもない国立の街並みを形成しているお店たち。そんなお店と、暮らす人との関係性を、国立暮らし1年目の目線でレポートにしてみました。

国立で暮らしてはじめてから、圧倒的に増えた消費行動といえば、「パンとコーヒー豆を買うこと」。

パンとコーヒーが大好きという人は、国立駅から谷保駅・矢川駅までのどのあたりを生活圏にしても困ることはなさそう。パン屋、コーヒー屋がほどよく点在しており、その日の気分や予定に合わせてお店を選べるのも嬉しいところ。また、まちの南側で営まれる“都市型農業”のおかげもあり、生活圏内で新鮮な野菜が手に入るので、野菜や果物を食べたり自分で料理をしたり、という時間もごく自然に増えていきます。

逆に、暮らす前よりも減ってしまった消費行動は、「国立の飲食店で食事をすること」。

休日をゆっくりと、大切な人と過ごす時間に、美味しい食事と心地よい空間は欠かせないもの。ですが、それ以外の「国立で仕事の合間にご飯」や「国立で仕事帰りに一杯」という機会がそれほど多くないためか、暮らす前よりも飲食店に行く頻度は減ってしまいました。国立での仕事の合間、仕事帰りにお店に立ち寄るという行動に至るきっかけがもっと増えていけば、それに伴って飲食店に通う頻度ももっと増えていくのではないかと思います。

仕事が充実すればするほど、お腹は空くし、お酒も飲みたくなります。「国立で働いて、国立で乾杯!」なんて街に密接した働き方は、きっと楽しいですね!

最後に、国立暮らしに意外と多いのが、フリーランスとして働く人たち。働く人の行きつけのお店は会社の場所やカラーによって様々です。なので、国立を拠点にして働きながらフリーな選択肢を持つフリーランスの行動について探ってみました。

仕事の打ち合わせ、待ち合わせには、国立を代表する老舗喫茶店『ロージナ茶房』の2階や、駅ナカでアクセスの良い『PAPER WALL CAFE』がよく選ばれているよう。そのほかにも国立には居心地のいいカフェが多く、仕事の相手やTPOに合わせて場所を選べるのが嬉しいですね。

1人で何かに集中したいとき、作業の気分を変えたいときには、心地よいソファと美味しい食事があり、ワイファイや電源もある『高倉町珈琲 国立店』が人気です。

そして、個人的な穴場は、映画「おおかみこどもの雨と雪」などにも登場した老舗ケーキ屋『白十字』。店奥の喫茶スペースでいただけるケーキ付きのランチセットは、男性にも満足感があるボリュームで、とてもリーズナブルなんです。

個性的で多様なお店が軒を連ねる国立のまち。ぜひ、あなただけの国立暮らし1年目を描いてみてくださいね。

(書き手:加藤優/国立暮らし1年とすこし)

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「国立暮らし1年目」とは

外から見たときと、内側から見たときのイメージは少し違います。そんな『国立暮らし1年目』だからこそ見えてくるものを綴るコラムです。

加藤 優 加藤 優

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