富士見通りの『みんなのコンビニ』の元スタッフで、2024年春に北海道へ移住した池田さんと、国立人編集部との往復書簡をコラムにしました。
たとえば国立で桜が咲く頃、北海道ではどんな風景が見られるのだろう。
国立と北海道の風景や出来事を対比させることで、普段は何気なく通り過ぎてしまうものごとに、新しい意味を見出していけたらと思います。
3通目では、季節の変わり目の気候の違いや、過ごし方など情報を交換しました。
池田さんへ
池田さんが送ってくださる写真から、北海道の自然の広大さが凄く感じられます。私は北海道に行ったことがまだ一度もないので、池田さんとの手紙の交換をする度に北海道へ行きたい欲がどんどん大きくなっています。(笑)
あっという間に11月になって、秋風を感じられるようになりました。
今年の夏は本当に真夏! な、猛暑日が長かったように感じます。
なのでやっと秋らしく少し涼しくなってきたかな、という感じです。
暑い日が長かったので、そろそろ涼しくなってほしい……と思っていましたが、いざ涼しくなって日が落ちるのが早くなるとちょっと寂しい気もしますね。
夏は駅前で『国立ノミノイチ』や『盆踊り大会』などが開催されていて国立市が賑わっていました。
池田さんが3月まで勤めていた『みんなのコンビニ』でも、野菜を販売してくださっている棚会員さんのスイカでスムージーを作ったり、金曜日の朝を朝カフェの日にしたりなど、色々なことをやっています!
国立駅からは少し距離のある『みんなのコンビニ』ですが、興味を持ってくれる方、コンビニを落ち着く場所だと思ってくださって何度も来てくれる方が、徐々に増えてきている気がしています!
国立はまだ11月にしてはまだ少し暖かいかな? という感じですが、北海道はもうすでにかなり涼しいですか?
北海道といえば、冬、雪、というイメージがあるのですが、池田さんにとって北海道へ移住してから初めての冬を体験することになりますかね?
こちらと北海道とでは冬といっても規格外の厳しさ、寒さになっていると思います……
何か北海道ならではの秋・冬に向けての準備だったり、気をつけることなどありますか?
お返事お待ちしてます!
国達人編集部 中村より
中村さんへ
お返事ありがとうございます!
四季の変わり目に手紙が届くので、1年があっという間に感じられますね。
私は友達の多くが東京在住なので、とても東京に帰りたい……! という瞬間が増えています。
前回の手紙でもお伝えした通り、北海道(十勝地方)の気候は8月下旬で秋になり、10月からは、朝の気温が1桁になるなんてことが多くなってきました。寒いです。(笑)
ちょくちょく冬の北海道を体験していたので、雪の多さに驚くということはないのですが……。
今まで雪の中で継続的に日常生活を送る経験がなく、正直ドキドキしています。
周りにも車が横転した経験がある人が多く(中には廃車した人も!)、車の運転が命取りであることと、自然には逆らえない環境であることを痛感する毎日です。
冬への準備といえば、霜が降り始める頃には冬用のタイヤ交換をしたり、家を長時間あける場合は、水抜きをして水道管が凍結しないように対策することが大切みたいです。
『みんなのコンビニ』のいろんな試みをこれからも楽しみにしています!
とくに朝カフェが気になります。次こそは東京に帰るタイミングで寄りますね!!
また、こちらでは季節の催し物が続いています。
秋の五穀豊穣をお祝いするお祭りがあったり、町で子ども向けにハロウィン企画があったり。
もちろん東京と比べると味気ないかもしれませんが、何気なく参加するイベントが毎度気合いが入っているものばかりで面白いです。
少し長くなってしまいましたが、中村さんは、秋・冬に向けてやりたいこと・楽しみなことはありますか?
それではお返事お待ちしています!
池田より
外から見たときと、内側から見たときのイメージは少し違います。そんな『国立暮らし1年目』だからこそ見えてくるものを綴るコラムです。