暮らしや仕事に取り入れたい、心と体をゆるめる「ツカノマ」の時間

暮らしや仕事に取り入れたい、心と体をゆるめる「ツカノマ」の時間

日々の休憩時間だったり、週末の休日だったり。仕事や勉強、家事といった「やらなきゃいけないこと」からちょっと離れて過ごす時間。

普段がんばっている心と身体を労って、癒して、OFFからONに向けて自分を整える。

私はそんな時間を「ツカノマ」と呼ぶことにしました。

休まなかった頃に気づいた、休むことの大切さ

ツカノマとは、「束の間の休息」という言葉からイメージするように、「休息の時間」のことです。

私は社会人になってから、ろくに休みを取らずに働き続けて、心と身体を壊してしまったことがありました。「頑張ることが正義」だと若さに任せて突っ走ってきた自分は、その時に初めて「休むこと」の大切さを知りました。

かつての自分のように、頑張ることに一生懸命で、ついつい休むことを後回しにしてしまっている人は多いのではないかと思います。

私の考えるツカノマには、2種類あります。

ひとつ目は、癒すためのツカノマです。ゆっくり湯船に浸かることや、好きなだけ眠ること。心と身体の疲れをとるための過ごし方です。

そしてもうひとつは、ときめくためのツカノマ。大好きな果物を食べたり、お気に入りの雑貨屋に買い物に行ったり。心をハッピーな気持ちで満たし、元気にするための過ごし方です。

このふたつの時間をバランスよく過ごすことで、自分を健やかに、ごきげんな状態に整えられると考えています。

頑張る人の「ツカノマ」に

2年ほど前から夫とふたり、国分寺市内で暮らしています。国立を初めて訪れたのは3年前の秋。

私の仕事は、チャイブランドを運営すること。暮らしている国立・国分寺を拠点に、『みんなのコンビニ国立店』やシェア商店『富士見台トンネル』をはじめ、色々な場所でチャイを淹れたり、販売したりしています。

自分の好きなことと、誰かに喜んでもらえること。それが重なったのがチャイでした。
自分のチャイを「おいしい」と言ってくれる人がいる。それが嬉しくて、気付けば3年近くチャイを淹れています。

「チャイを通して自分にできることは何だろう」と改めて考えた時に、休むことの大切さを知る前の自分を思い出しました。

押し付けがましくならないように、「ちょっと休憩してみませんか?」というメッセージを、チャイを通して伝えていきたいと思うようになりました。

チャイには「ゆるむ」効果があると思っています。例えば、頑張る時にコーヒーを淹れて心を整える。そんな人にこそ、「ツカノマ」にチャイを淹れてみてほしいと思います。

ちょっと疲れたな。最近がんばりすぎてるかもな。
そう感じたら、試しに一杯のチャイを飲んでみてください。

ほっとする甘さとスパイスの香りが、きっと心と身体を癒してくれるはず。
そしてちょっと気持ちの余裕が持てたら、日常がよりよくなるヒントが見つかるかもしれません。

(国立人編集部 編)

[ 頑張る人の「ツカノマ」に Chaba ツカノマチャイ ]
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[ 国立人ストアー ]
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岩井 幸奈 岩井 幸奈

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