富士見通りの『みんなのコンビニ』の元スタッフで、2024年春に北海道へ移住した池田さんと、国立人編集部との往復書簡をコラムにしました。
たとえば国立で桜が咲く頃、北海道ではどんな風景が見られるのだろう。
国立と北海道の風景や出来事を対比させることで、普段は何気なく通り過ぎてしまうものごとに、新しい意味を見出していけたらと思います。
4通目では、離れたそれぞれの地での冬の寒さや過ごし方の違いを共有しました。
池田さんへ
昨年の春から始めた往復書簡ですが、こうやって四季の変わり目に手紙のやりとりをしていて、今までの記事を振り返ってみると本当に一年があっという間に感じますね!
今年は、暖冬で冬らしくない暖かい日が続いていたので、気がつけば12月になっていて、流れるように年越しを迎えた気がしました。
今年は部屋の掃除や溜めてしまっていた本を読んだりなど、やりたいと思っていたことを色々実行できたお正月でした!
今年は『みんなのコンビニ』スタッフが、谷保の『富士見台トンネル』をお借りして、年越しイベントを行いました!(私は参加できず……)谷保天満宮に参拝に向かわれる途中の方や、常連さんでとても賑わったそうです!
1〜2月ごろの国立は、北海道ほどではないと思いますが、朝と夜は気温がぐっと下がっていました。冬になると日が落ちるのが早くなって、17:00ごろには暗くなってしまうので、なんだか寒さも相まって少し寂しく感じてしまいます……夏が恋しいです……
そうそう、いつも通る道に小さなイルミネーションがあり、そこを通って帰るのが、寂しくなりがちな今の時期のちょっとした楽しみになっています。
前回のお返事では秋〜冬にやりたいことを聞いていただいたのですが、寒い時期は家に引きこもることが多かったので、家の中でできる新しいことを始めてみようと思い、プチDIYで本棚を作ってみたりしました!
春は休日にもちゃんと外に出てたくさん歩こうと思っています。池田さんは、秋冬に何かやりたかったことはできましたか?
お返事お待ちしています!
国立人編集部 中村より
中村さんへ
お返事ありがとうございます!
私も2024年の年末年始は東京の実家に帰省をし、会いたい人たちにたくさん会える時間となりました。
みんなのコンビニの年越しイベントに行くかも凄く迷ったのですが、実家に居れることが少なくなってきたので、家でゆっくりと過ごすことに。
年末年始は時間に少し余裕ができる時期でもあるので、中村さんのように、自分のやりたいことを進められる、一年の中でも少し好きな時間へと変わりました。
冬の時期は日照時間も減りますし、天候も不安定な分、より気持ち的にも滅入りやすいですよね……夏が恋しいのも凄くわかります(笑)
そんな冬ではありますが、私も、いくつかやりたいことが実現できました!
2月頭には大雪が降ったこともあり、約2日間は除雪だけをして過ごしたり。(2週間ほど経つ今もまだまだ町は除雪をしている途中です)
もちろん大変なことは承知なのですが、「北海道の冬」を自分事として過ごす時間にできてよかったです。
あとは、「ZINE」という個人雑誌をイベントで出店することができ、自分の言葉を人に届ける一歩を踏み出せました!
意外と何もしていないように見えて、できることとか、やりたいことは少しずつ動いているような気がします。そこに目を向けられるようでありたいです。
このコラムもあと少しで終わりに近づいていますね!
中村さんの国立での暮らしの中で、何か変化はありましたか?
池田より
外から見たときと、内側から見たときのイメージは少し違います。そんな『国立暮らし1年目』だからこそ見えてくるものを綴るコラムです。